東北楽天の三木監督は23日、報道陣からの質問に広報を通じて回答した。新型コロナウイルスの感染拡大でチームの活動休止が長引く中、選手に向けた色紙には、サインとともに「『今』を大切に」と記した。

 3月30日の活動休止後は、自宅で試合の映像を見返すなどして過ごしている。選手と直接コミュニケーションを取る機会がないだけに「自主トレーニングやキャンプでつくってきた体と心のバランスは気になる。プロとして、一人の社会人として信頼はしているが、特にメンタル面が気になる」と精神面の影響を案ずる。

 球団施設が使えずコンディション維持にも苦労する選手たちへ「この状況だからこそ学べること、考えさせられることがある。今できることをしっかり考えて、見つけて、その日その日を尽くしてほしい」と励ましの言葉を掛ける。

 全体練習の再開時を見据え、「まずは一人一人が、そして、チームとしても前向きに取り組める環境、雰囲気をつくりたい。そこに重きを置いて、どういうメニューにするかを考えたい」と思い描く。

 交流戦が中止となり、開幕のめども立たない。異例のシーズンをどう戦うのか。「誰もが経験のないことなので、難しいし、対応力が求められる。『最善を尽くすしかない』ということだ。準備や予測をしていく中で、臨機応変に柔軟性を持って修正し、対応していくことが必要になる」と強調した。