プロ野球東北楽天を運営する楽天野球団は23日、仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城で行われた日本ハムとの本拠地開幕戦に合わせ、ファンにリモートで応援に参加してもらうイベントを実施した。新型コロナウイルスの影響で球場内での観戦ができない中、ファンはビデオ会議アプリを使用した配信を通じ、選手らに熱い声援を送った。

 楽天野球団は球場内のスタジオで撮影する球団公式パフォーマーの応援歌やトークショーなどを配信。ファンはパソコンやスマートフォンなどで楽しみながら、試合を見守った。

 攻撃時は公式チアリーダー「東北ゴールデンエンジェルス」らも配信に登場した。パフォーマーの「ファイト一発、イーグルス」などの掛け声に合わせて踊り、応援ムードを高めた。

 攻守交代の合間には視聴中のファンの姿を場内の大型ビジョンに映し、選手を鼓舞。配信ゲストの元東北楽天選手、有銘兼久アカデミーコーチが出すクイズにファンがチャット機能で答えるなど、双方向で交流する試みも企画された。

 球団の広報部担当者は「例年なら球場で観戦できるが、今季はまだ難しい状況。リモート応援という新しいスタイルで、球場にいるような雰囲気を少しでも自宅で楽しんでほしい」と話した。

 球場左翼席後方の「スマイルグリコパーク」でのライブビューイングには約80人のファンが集まった。球場外には試合の様子をうかがったり、正面入り口の横断幕を撮影したりするファンの姿もあった。