東北楽天は24日、ドラフト1位で指名した早大の早川隆久投手(22)=180センチ、77キロ、左投げ左打ち=と東京都内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円、年俸1600万円で合意した。

 早川はオンラインで記者会見し「引き締まる思い。プロに入る準備が着々と進む中で、自分が活躍する舞台が明確に見えてきた」と力強く話した。

 最速155キロの直球に威力があり、変化球の精度も高く、即戦力の先発左腕として期待される。日本シリーズで、巨人相手に猛打を見せつけるソフトバンクの印象を問われると、「来年から戦うと思うとぞっとするが、自分の投球が(プロで)どのくらい通用するのか楽しみ」と笑みを浮かべた。

 ドラフト会議でくじを引き当てた石井ゼネラルマネジャー(GM)が新監督に就任したことについては「本当にうれしい」と言う。「(石井監督の現役時代は)スライダーの奪三振率が高かった。ピンチを切り抜けて勝ち星を積み上げる投球を学びたい」と意欲的に語った。

 同じ左腕で、今季の沢村賞を受賞した中日・大野雄を手本にする。「完投、完封できればチーム、ファンからの信頼が厚くなる。新人王と沢村賞を取りたい」と力を込めた。