春季東北地区高校野球大会で頂点に立った聖光学院(福島)の斎藤智也監督に、大会で得た手応えや夏に向けた抱負を聞いた。

 -6年ぶりの優勝を飾った。
 「逆転勝ちや延長戦など緊張感のある試合をできたことが収穫。東北の強豪が集まる大会を制したことでチームとして一回り成長できたと思う」

 -東北との決勝は1-1で延長に入り、最後はサヨナラ勝ちと劇的な展開だった。
 「春の選抜大会を経験した高坂が東北打線を相手に1点でしのいでくれた。須田も4番として試合を決める一打をよく打ってくれた。戦列に復帰したばかりの主戦衛藤に負担を掛けたくなかったので(衛藤を休ませて)全員でつかんだ勝利だったが、特に2人の存在は大きかった」

 -苦しんだ選手もいた。
 「投手陣全体のレベルアップができた一方、中軸を打つ五味が4試合で15打数2安打と不振だった。それでも準決勝と決勝は4番から打順を下げて起用した。力を発揮できない苦しみを知ることも勉強。力のある打者なので夏に期待する」

 -夏に向けて。
 「(夏の連戦で)疲労がある中でも普段通りのプレーをすることや、どんな場面にも冷静に対応する心の準備などが必要。変化球を打ち損じて得点にならない場面もあったので、守備はもちろん、打撃面を修正して臨みたい」