▽準々決勝(石巻市民)

東 北000002001=3
古 川01000021×=4

 【評】古川が競り合いを制した。1-2の七回1死一、二塁、高橋寛の中越え2点二塁打で逆転。八回は船橋のスクイズで貴重な追加点を奪った。主戦千坂は6安打完投。東北は九回、中西のソロ本塁打で1点差に迫ったが及ばなかった。

<初先発の船橋、スクイズ決める>
 北部大会の敗者復活戦から勝ち上がってきた古川が、優勝候補の一角、東北に競り勝った。八回の貴重な追加点はスクイズから。追い込まれてからのサインだったが、大会初先発出場の船橋が打球をしっかり殺して三走を生還させた。「自分を信じてくれた監督に応えたかった」。好投を続ける主戦千坂の援護となった。
 好守も光った。ソロ本塁打で1点差まで迫られた九回2死、代打石丸の右翼線へのライナー性の当たりに迷わず突っ込んで捕球した。「ヒットとなるような球を捕ってこそ良い外野手。練習の成果が出てほっとした」。ウイニングボールを手にしながら喜びをかみしめていた。

<東北、変化球を打ちあぐねる>
 中部地区を制した東北が準々決勝で競り負けて、東北大会出場を逃した。古川主戦の千坂を攻めあぐねた。我妻監督は「変化球の精度が高く、ピンチでの集中力も素晴らしかった」と脱帽した。
 1点を追う六回に敵失と伊藤の適時打で逆転したが、後続が低めのスライダーを打たされて凡退。リードを広げられなかったのが痛かった。我妻監督は「相手投手にプレッシャーを与える打撃と走塁を身に付けさせたい」と話した。