春季東北地区高校野球大会は9日、山形県野球場と山形市総合スポーツセンター(SC)野球場で準々決勝計4試合があり、弘前学院聖愛(青森第2)仙台育英(宮城第1)明桜(秋田第1)鶴岡東(山形第1)が準決勝に進んだ。
 弘前学院聖愛は東北学院(宮城第3)に4-3でサヨナラ勝ち。仙台育英は11-1で東日本国際大昌平(福島第1)を五回コールドで破った。明桜は学法石川(福島第2)に4-3で逆転勝ち。鶴岡東は青森山田(青森第1)に13-1で大勝した。

 ▽準々決勝(山形県野球場)

東北学院(宮城)
   011100000=3
   020010001x=4
弘前学院聖愛(青森)

 【評】弘前学院聖愛がサヨナラ勝ち。3-3の九回1死満塁で成田が右前に運び試合を決めた。八回まで12残塁と畳み掛けられなかったが、最後は打力で押し切った。東北学院は五回以降打線が沈黙したのが痛かった。

<東北学院の主戦井上「自分の力不足」>
 東北学院は主戦井上が九回に力尽きた。先頭の三上を二塁打で出し、2四球で満塁のピンチ。成田にゴロを打たせるところまでは計算通りだったが、打球は一、二塁間を抜けた。「安打になったのは自分の力不足」と悔しがった。
 四回途中から登板。五回に追い付かれたが、その後は緩急を生かして強力打線をかわした。九回は「攻める気持ちが強くなり過ぎた」。制球を乱してピンチを広げ、サヨナラの幕切れにつなげてしまった。