甲子園球場で行われている第101回全国高校野球選手権大会で、宮城代表の仙台育英は9日、飯山(長野)と初戦を迎える。長野大会をノーシードから勝ち上がって初出場を決めた勢いのある相手に対し、仙台育英は3大会連続出場の経験を生かした戦いを目指す。

 8日は大阪府豊中市内のグラウンドで約2時間練習した。打撃練習は飯山の左腕岡田恵太を想定して取り組んだ。得点圏に走者を背負った場面の守備や、走塁練習にも時間を割いた。

 飯山は安定した投手力を基盤とした堅い守りが特徴のチーム。長野大会準決勝までの5試合で失点はわずか3。決勝は延長サヨナラ勝ちを収めるなど勝負強さもある。

 仙台育英の千葉蓮主将は「流れを渡さないよう、声掛けを徹底して守りのミスを防ぎたい。攻撃も小技を絡め主導権を取る」と話す。

 ナインには浦和学院(南埼玉)相手に大敗した昨夏初戦の悔しさを晴らそうという思いが強い。昨年も4番を打った小濃塁は「今年は1球で甘い球を仕留める練習を続けてきた。その成果を出したい」と意気込む。