第27節最終日(11日・NDソフトスタジアム山形ほか=3試合)山形が新潟を2-0で破り、3試合ぶりの勝利で勝ち点46とし、4位に浮上した。福岡は岐阜に2-0で快勝し同27。東京Vと鹿児島は3-3で引き分けた。

◎6試合ぶり零封

 (2)NDスタ(山形1勝1分け)
山形 2/1―0/0 新潟
     1―0
▽得点者 【山】ジェフェルソンバイアーノ(6)大槻(6)
▽観衆 1万8721人

 山形は攻守がかみ合い、連敗を2で止めた。前半43分、本田のスルーパスを受けた半田の折り返しをジェフェルソンバイアーノが押し込んで先制。後半20分には加賀の右クロスを大槻が頭で合わせて差を広げた。守備も積極的なプレスと球際の強さを発揮し、6試合ぶりに零封した。

<17歳の半田全得点絡む>
 昇格争いの正念場に立っていた山形に若きニュースターが現れた。上山市出身で17歳の半田がリーグ戦初先発で2得点に絡む活躍。今秋のU-17(17歳以下)ワールドカップブラジル大会出場を目指す新星が力を発揮し、後半戦1勝4敗と苦しむチームに活力を加えた。
 右ウイングバックに入り、前半の途中から前線に積極的に顔を出し始めた。「(ジェフェルソン)バイアーノにボールが入り、他の選手も絡むようになって(新潟の)サイドが空くようになった」
 43分、本田のスルーパスに素早く反応してDFライン裏で受け、ジェフェルソンバイアーノの先制弾をアシスト。勢いは続く。後半20分は右サイドでオーバーラップした加賀にボールを渡し、右クロスからの大槻の追加点につなげた。
 リーグ戦出場ではチーム過去最年少だが、落ち着きと強気が光る。今季からプロ契約を結んだ。初の大役にも「良い練習ができていた」と気後れはなかった。今季最多1万8721人の観客に見せた躍動も、本人は「できたのはアシストくらい。他は全然」と冷静に分析する。木山監督の「おごらずに努力してほしい」との心配は無用のようだ。(原口靖志)

山形―新潟 前半、ドリブル突破を仕掛ける山形・半田(左)