20日開幕のラグビーワールドカップ(W杯)を前にフィジー代表チームが7日、秋田市で事前合宿を始めた。練習会場の隣で「フィジー村」と銘打つイベントも開かれ、地元のラグビーファンらがフィジーにいるような気分で練習を見守った。

 空路で秋田入りした選手らは、宿泊するJR秋田駅近くのホテル前で歓迎を受けた。石井周悦副市長やラグビースクールに通う小学生らがフィジー国旗を手に出迎え、花束を贈った。

 八橋球技場で初日の練習をし、軽めのストレッチやパス回しで調整。世界レベルの選手を見ようと大勢の観客が集まった。ヘッドコーチのジョン・マッキーさんは「パス回しなどスピードがチームの強み。応援してもらえるような熱い試合をしたい」と意気込みを語った。

 フィジー村は7、8日、八橋第2球技場や駐車場で開催。コショウ科の木の根の粉末を水に溶かした飲み物「カバ」や伝統的な踊り「メケ」などフィジーの文化を紹介する。名物のラム酒を振る舞う7日夕の「ラムナイト」には選手らも参加し、竿燈の演技や市民との交流を楽しんだ。

 チームは12日まで事前合宿し、21日に札幌ドーム(札幌市)でオーストラリアとのW杯初戦に臨む。