仙台六大学野球秋季リーグで、東北学院大の守護神高木誠也(まさや)投手(仙台高出)が開幕から4試合連続無失点と好投を続けている。チームは第2節を終えて無傷の4連勝で、東北福祉大と並び首位に立つ。好発進の原動力となった右腕は「強い気持ちで打者と戦えていることが結果につながっている」と力強く語る。

 8日の東北大戦は4-3の七回1死一、二塁で登板。一打同点の展開にも「焦りはなく、打者の反応を見ながら投げた」と、右横手から切れのある直球とスライダーで後続を打ち取った。九回は1死二塁のピンチを背負ったが、真っ向勝負でリードを守り切った。

 ベンチ入りする投手陣の中で唯一の4年生。春季リーグは先発、救援でフル回転したが防御率4.88と振るわず、チームも2季ぶりの4位に終わった。春を最後に引退する同級生も多い中、「悔しい思いを残したくない。優勝して笑顔で終わりたい」と残留を決めた。雪辱を誓う秋に懸ける思いは人一倍強い。

 最後のシーズンは救援に徹する。夏場の投げ込みでは、打者を立たせて内角を厳しく突く練習を積んだ。「ストライクゾーンを広く使えるようになり、左打者への苦手意識もなくなった」と手応えを感じている。

 14、16日の第3節は春の覇者、福祉大に挑む。「ヒットを打たれてもホームを踏ませなければいい。思い切って投げ込むだけ」と意気込む。
(大谷佳祐)