2020年東京五輪のカヌー・スラローム女子カナディアンシングルの代表に決まった佐藤彩乃が7日、所属先の秋田病理組織細胞診研究センター(秋田市)で記者会見し「徐々に実感が湧いてきた。大会当日を思い浮かべながら練習を続けたい」と抱負を語った。
 佐藤は10月、五輪と同じ会場であった国際大会で代表に内定。「水の流れは変わらないと思うので、本番で自分が思い描くこぎをしたい」と手応えをつかんだ様子。今後は来年2月にオーストラリアである国際大会に出場する予定で「精神的に強くなることが重要。もう一度、基礎から鍛え直す」と口元を引き締めた。
 仙北市在住で、佐藤を指導してきた日本カヌー連盟の馬場昭江スラローム強化委員長(57)は「バランス感覚に優れ、体に柔軟性があるのが彼女の強み。弱点の体力を克服して、技術向上につなげたい」と話した。