サッカーJ2山形は1日、さいたま市のNACK5スタジアム大宮であったJ1参入プレーオフ(PO)1回戦で、大宮を2-0で下して2回戦に進んだ。後押ししようと敵地で声援を送った1849人のサポーターは歓喜に沸いた。(11面に関連記事)

 リーグ戦を6位で終えた山形は、3位の大宮に引き分け以下で敗退が決まる厳しい一戦。サポーターはスタンドの一角をチームカラーの青に染め、大宮サポーターに劣らない声量で応援を続けた。

 試合は後半に動く。28分にオウンゴールで先制すると、37分には途中出場のFW山岸祐也が勝利を手繰り寄せる2点目を奪った。米沢市の旅館業関谷寿宣さん(40)は「後半の選手交代が効いていた。もう最高。選手には感謝しかない」と喜びを爆発させた。

 前回プレーオフに進んだ2014年は、初戦の後半ロスタイムにGK山岸範宏(現・JFAアカデミー福島GKコーチ)が頭でゴールを決め、劇的な勝利でJ1昇格の原動力となった。

 今夏に加入し活躍を続ける同じ名字のFWへのサポーターからの期待は高い。天童市の公務員高橋哲也さん(47)は「2点目で相手を完全に黙らせた。何かやってくれるだろうと思っていた」と興奮気味に話す。

 8日にある2回戦の徳島戦もアウェーで、勝利が必須。米沢市出身で新潟県から駆け付けた会社員加藤航さん(22)は「失うものが何もなく、割り切って勝つことに集中できる」と意気込んだ。