新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県高野連は20日、春季青森大会の中止を発表した。これで47都道府県全ての春季地方大会(準々決勝後に打ち切った沖縄を含む)の取りやめが決まった。東北など全国9地区の春季大会も行われない。

 東北では秋田県高野連が最も早く4日に春季県大会の中止を決めた。宮城も13日に発表。山形、岩手、福島が続いた。青森は無観客での実施も模索していたが、感染拡大が続く状況などを受けて中止を決めた。

 春季大会の上位校は夏の全国選手権代表を選ぶ大会のシード校となる。宮城は昨秋の県大会8強をそのままシード校とする方針。青森はシード校を設けずに大会を開催する考え。他の4県は未定としている。

 感染拡大が続く中、政府の緊急事態宣言の対象地域は全国に広がった。史上初の中止となった春の選抜大会に続き、夏の選手権大会の開催も危ぶまれている。日本高野連は夏の大会の開催に向け、感染予防策などの検討を進めている。

 山形県高野連の菅谷明浩理事長は「夏は選手にプレーさせてあげたいが、全ては情勢次第。今は夏の大会ができると信じて準備するしかない」と話す。