宮城県高校体育連盟は24日、新型コロナウイルスの影響で中止となった県高校総合体育大会に代わる大会を全32競技中、23競技で実施すると発表した。県高体連が12日に示した中間報告で検討中としていた卓球、柔道、体操、水泳、フェンシングの室内5競技が新たに開催を決めた。バスケットボール、卓球、柔道、バドミントン、空手の5競技は無観客で実施する。

 県高校野球連盟が主催する硬式と軟式の野球を含め、実施される競技や日程は=表=の通り。7月11日開幕の硬式野球を皮切りに、多くの競技が7、8月の週末を中心に行う。大会のピークは23~26日の4連休と8月8~10日の3連休。剣道は今月26日に開催の可否を決める。

 大勢の選手が集まったり、宿泊したりするのを避けるため、バレーボールやソフトテニス、卓球は地区大会のみを実施。3年生を優先する競技もあり、バドミントンは個人戦、自転車はスクラッチとケイリンで3年生に限り出場可能とする方針を示した。水泳は体力の低下を考慮して短距離種目を設ける。

 夏場の開催だけに暑熱対策が必要となる。陸上は熱中症を避けるため、障害を含めた2000メートル以上の種目は予選を行わず決勝のみとする。入部が遅れた新入生のけがを防止するため、相撲やボートは2、3年生限定で行われる。

 観戦を認めるのは屋外競技が中心となった。硬式と軟式の野球やアーチェリーは3年生の保護者限定で入場を認める。少林寺拳法は無観客となった場合、3年の保護者向けに演武の動画を贈る計画を立てている。

 サッカー、ラグビー、レスリング、登山、弓道、ボクシング、ホッケー、なぎなたの8競技は感染リスクを避け切れないなどとして行わない。

 県高体連の佐藤俊明理事長(利府高教頭)は「各競技の担当者が3年生の発表の場を設定してくれたことに感謝している。選手はしっかり練習の成果を発揮してほしい」と話した。