バスケットボール男子、Bリーグの島田慎二チェアマン(50)は11日、秋田市で講演し、2026年をめどに設立を目指す新リーグについて「B1秋田の新リーグ参加に向け(参加基準となる)新アリーナ建設の機運を高めてほしい」と呼び掛けた。

 昨シーズンのB1秋田は新型コロナウイルスの影響でシーズンが途中で打ち切られる中、約7億4000万円の営業収入で10季連続の黒字を確保した。

 島田氏は「コロナ禍での黒字はBリーグ唯一。人口に対する平均入場者数も一番多い。アリーナが建設されれば東北で最も新リーグに参加する可能性が高いだろう」と話した。

 講演後の対談でB1秋田の水野勇気社長(37)は「新リーグは可能性を秘めており、前向きに受け止めている」と語った。

 島田氏は秋田県庁も訪れ佐竹敬久知事にアリーナ建設への協力を要請した。B1秋田本拠地の秋田市立体育館は老朽化で28年までの建て替えが検討されており、県側は「さまざまな可能性を探りたい」と答えたという。

 新リーグは現在の単年の競技成績での昇降格制度を廃止し、複数年の競技成績などで判断する。リーグ移行に向け、24年を目標にB1ライセンス交付基準を引き上げる。新基準には売上高12億円、入場者数4000人、新アリーナ建設を盛り込む。