J1仙台は7日、YBCルヴァン・カップ1次リーグA組第1節、J2新潟とのホーム戦を仙台市のユアスタ仙台で行う。昨季の4強超えを目指すルヴァン杯の初戦に、新加入のMF庄司悦大が並々ならぬ決意で挑む。リーグ戦は開幕からの2戦ともベンチ外。持ち味の高精度のパスを披露できていないだけに、先発出場が濃厚な28歳は「アピールしながら勝利に貢献したい」と燃える。

 チームは同市の紫山サッカー場で約1時間半調整した。仙台大とのミニゲームではリーグ戦2連勝を飾った3日のFC東京戦から大幅にメンバーを入れ替え、庄司もボランチとしてプレー。広い視野で両サイドのスペースにロングパスを出すなど攻撃を組み立てた。もう一方のボランチ、MF椎橋慧也と手ぶりを交えて話す場面もあった。
 「自分から良いパスが出すことを意識したい。前線の選手がやりやすいだろうし、得点の好機も広がる」。正確無比なキックで攻撃のタクトを振る役割を担う覚悟だ。
 試合に飢えている。2012年からJ2、J3、日本フットボールリーグ(JFL)でリーグ戦計201試合に出場。J2の山口と岐阜では背番号10の中心選手だった。だが、初めて挑むJ1のスピードに対応し切れておらず「守備でまだまだミスが多い」と自己分析する。リーグ戦はスタンドで観戦して「(出場選手への)うらやましさと悔しい思い」を味わった。
 だからこそ、つかんだ好機は逃さない。「ファイナル(決勝進出)を目指すための大事な試合。結果を出してリーグ戦に臨みたい」ときっぱり。渡辺晋監督も「自分の強みを出し、思い切りチャレンジしてほしい」と全力プレーを求める。期待の背番号8が本拠地デビューする。(原口靖志)