J1仙台に復帰したFWハモンロペスが、早くもチームになじんできている。「5分でも10分でも、今出せる100パーセントの力を出したい」。15日のホームFC東京戦への出場を目指し、アピールに懸命だ。
 13日、仙台市のユアスタ仙台であった実戦形式練習の2回目。主力組の右シャドーストライカーに入り、積極的にゴールを狙った。難しい体勢からシュートを放った他、DFライン裏に抜け出してMF野津田のパスを受けてシュートを放つなど息の合った動きを披露。スペースを突くプレーには定評があり、「ワンツーでもらってシュートを打つのが得意。ミスを恐れなければ成功につながる」と意欲的だ。
 仙台には2014~16年に所属。16年にはリーグ戦10得点などチームの中心を担った。当時のシステムは「4-4-2」。2トップの一角からサイドに流れ、ボールを持つ場面が多かった。初めて挑戦するという「3-4-3」の陣形とシャドーの位置にも、「FWとして常にゴールの近くでプレーできる」と自信をのぞかせる。
 7月に柏を契約解除となった後はブラジルに帰国。プロのフィジカルコーチの指導を受けた他、走り込みや筋力トレーニングの自主練習を重ねた。
 「自分の中で状態は100パーセントとは思えないが、思った以上にできている。もっとチームに貢献できるように調子を上げていく」と意欲を燃やす。渡辺監督も「過度に期待すると故障の恐れもある。いい状態でピッチに出したい」と、起用に慎重な考えを示しながらも「連係を築くには時間がかかると思ったが、スムーズだった」と評価する。
 多くのサポーターの歓声を受けた仙台に2季ぶりの復帰。「前より良いプレーをして良い思い出をつくりたい」と再デビューを心待ちにする。(佐藤夏樹)