DFシマオマテとMF富田が挟み込んでFWジャーメインの突破を封じれば、MF関口とFW阿部は奪われたら奪い返す攻防を繰り広げる。今季初めてのJ1勢との練習試合を翌日に控え、気迫のこもった紅白戦となった。
 ボールを奪われた後の守備への切り替え、寄せの速さなど、守備陣は順調のように見えるが、DF平岡は「まだ手応えはない。練習試合では悪いところも出る。その課題を修正していきたい」と気を引き締める。
 昨季の失点はリーグで4番目に多い54。今季の目標は「シンプルに、失点を減らすだけ」と迷いがない。
 さらに危機感を抱くのが攻撃陣だ。今季は大幅にメンバーが入れ替わった。エース石原直は「チームの戦い方は示せているが、入れ替えが多くて積み上げがない。互いの特長を理解し合うには時間がかかるが、ゲームを通じて狙いを共有したい」と冷静に語る。
 「内容より結果がほしい」と強調するのはジャーメイン。新人の昨季はリーグ戦17試合で3得点。勝利に結び付く価値ある一発がなかっただけに「チームが苦しい時に取りたい」と気合を入れる。リーグ戦での2桁得点を目標に掲げており、大分との練習試合で早速結果を残したい。(剣持雄治)