約1カ月に及ぶJ1仙台のキャンプは日程の半分を消化した。リーグ開幕まで3週間を切り、これまでの収穫や今後の課題を渡辺監督に聞いた。

 -昨季に比べ、故障者が少ない。
 「けが人がいないことを収穫にしてしまうのは寂しいが、これまでは順調と言っていい」

 -新加入した10人への評価は。
 「個々人で苦労している部分が多いという印象はある。チーム戦術に対する適応に手こずってはいるが、時間は必要。うまくいかないことに対して向き合っている。向上心のある選手が来てくれたと思う」

 -どんな特徴があるか。
 「チームの歴史を振り返っても、移籍してきた選手には反骨心がある。今までくすぶっていたり、恵まれない立ち位置だったり。『俺はまだやれるぜ』という覚悟を持った選手が多い」

 -レギュラーは固まったか。
 「徐々に見えてきた。(主力同士で)コンビネーションを高める時間も必要。ただ、急ぐつもりはない。日々の練習でいいものを見せてくれれば(誰にでも)チャンスはある」

 -キャンプ後半の狙いは。
 「今まで要求していなかったゲームコントロールを考えて取り組んでほしい。時間帯、点差、試合の流れを踏まえ、どんなプレーを選択すればいいか意識するのが必要。位置取り、ボールの置き方など、細かい部分にもっとこだわれば、プレースピードも上がるので、突き詰めてほしい」