サッカーJ1仙台などを運営するベガルタ仙台(仙台市)は2日、仙台市内で取締役会を開き、2019年度の中間決算(2~7月)を報告した。入場料収入の増加などで経常利益は1100万円の黒字となったが、予算の9800万円には届かなかった。クラブによると収入の6割前後が上期に集中する傾向にあり、年間では赤字となる見通しだという。

 収入は15億2700万円で前年同期から1億7200万円の増加。トップチームの入場者数が試合数の増加で前年から9219人増えたことやクラブ創設25周年記念の協賛金1500万円が入った。一方、スポンサー収入は5億5700万円で前年から1500万円減った。

 経費は計15億1600万円で前年同期から1億4200万円増。選手の人件費などトップチーム経費が6億8800万円と前年より7800万円、試合運営などの事業経費も6800万円それぞれ増えた。

 また、育成年代の選手の練習場整備などを目的とした第三者割当増資を昨年11月から7月まで5次にわたって実施し、43の法人から計3億5310万円の出資を得たと報告した。

 菊池秀逸社長は「収益を伸ばすところは伸ばし、トップチーム経費を除く支出の削減を積極的にやっていく。練習場の整備は情報収集する作業に入っている」と話した。