サッカーJ1仙台は、仙台七夕に欠かせない吹き流しの材料の和紙を活用した「七夕うちわ」を法人向けに販売している。新型コロナウイルスの影響で東北三大祭りの「仙台七夕まつり」が今夏は中止となり、クラブ職員が「祭りの雰囲気を楽しんでほしい」と企画した。

 20本1セットで3万3000円。うち18本は白地の和紙で、片面にMF佐々木匠、GK小畑裕馬ら宮城県出身の4選手の写真を並べ、別の面には購入した法人名が入る。残りは友禅和紙を使った1本とチームカラーの金色の和紙を貼った1本。それぞれの和紙は地元業者から仕入れた。

 仙台はこれまでも法人向けの夏の商品として光沢紙を使った「応援うちわ」を販売している。仙台七夕まつりの中止を受け、クラブ職員が「応援うちわ」の手法を使った地域貢献策として発案。まつりを主催する仙台七夕まつり協賛会も後援している。

 1999年から使用しているチーム名「ベガルタ」は、七夕を象徴する織り姫「ベガ」とひこ星「アルタイル」を組み合わせた造語。仙台七夕にちなんで命名された経緯がある。

 クラブの白河広哉営業部長は「チーム名にゆかりのある祭りの中止がショックで、少しでも継承したいと企画した。和紙独特の柔らかな風合いのうちわであおぎ、涼しさと仙台七夕を手元で感じてもらえたらうれしい」と話した。

 申し込みは7月31日まで。和紙を使った仙台七夕のミニ飾りが1個付く。詳細はクラブの公式ホームページで確認できる。