日本女子サッカーリーグは24日、新型コロナウイルスの感染拡大で7月18日に開幕が延期されたプレナスなでしこリーグの新たな日程を発表した。マイナビベガルタ仙台レディースは19日が初戦で、ホームの松島フットボールセンターで新潟と対戦する。

 6連覇を狙う日テレも19日が初戦となり、ホームでノジマステラ神奈川相模原とぶつかる。昨季2位の浦和は18日にアウェーで千葉と顔を合わせる。

 10チームが2回戦総当たりで争い、開幕から2節は無観客で行う。

 2021年秋にプロの「WEリーグ」開幕が決まっており、国内トップリーグとしては最後のシーズンとなる。なでしこリーグはアマチュアで存続する。

◎主将隅田決意「勝ち点取る」

 喜びと覚悟。延期が続いたリーグ日程の発表を受け、仙台の選手らは二つの思いを胸に開幕に向かう。クラブを通じ、主将のMF隅田は「とてもうれしい。試合ができる喜びをプレーで表現し、全員で勝ち点3を取りに行きたい」とコメント。辛島監督も「開幕から勝ち点を積み重ね、チームが目指すサッカーを表現したい」と意気込む。

 昨季まで2季連続で残留争いに苦しんだ。巻き返しを期して大型補強を図ったが、コロナ禍の中の戦いは厳しさを増しそうだ。開幕2戦は無観客。夏場の7、8月にも試合が組み込まれ、正念場となる後半戦は会場を確保できず9試合中7試合がアウェーとなる。

 隅田はサポーターに「熱い応援を聞けないのは残念だが、開幕戦から一緒に戦ってほしい」と共闘を呼び掛ける。指揮官も「例年になく最初は暑い中での試合が続くが、タフに戦いたい」と決意。厄災を乗り越え、チームスローガンの「前進」を示す。(原口靖志)