宮城県と、ジャニーズ事務所の人気アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」が共同で展開する2018年度観光キャンペーンの記者発表会が17日、仙台市青葉区のホテルであった。メンバーの八乙女光さん(27)と薮宏太さん(27)が出席し、東日本大震災からの復興の後押しに一役買うことを誓った。
 宮城県出身の八乙女さんは「復興のために何かできないかと考えていた。宮城の力になれるチャンス」と意欲を示し、薮さんは「県内に一人でも多くの方が訪れるように精いっぱい頑張る」と抱負を述べた。
 2人に挟まれて対談した村井嘉浩知事は「気分はアイドル」と笑い、「明るく元気なグループの力を借り、観光客の増加と創造的復興の実現へ大きくジャンプさせたい」と期待した。
 キャンペーンの期間は5月下旬~来年3月で、ガイドブック1000万部、ポスター10万枚を製作。首都圏などで誘客を呼び掛けるほか、メンバーの等身大パネルを県内各地に設置し、インターネットでPR動画を2回配信する。
 県内の観光客数は震災が起きた11年、前年比3割減の4316万人に激減。16年に震災前と同水準の6084万人に回復したが、被災した石巻や気仙沼圏域などは伸び悩みが続く。
 県にとっては初の通年観光キャンペーンで、ジャニーズの所属タレントが自治体単独の観光キャラクターに就くのは初めて。
 10~40代の女性にターゲットを絞り、10年に記録した過去最多の観光客数6129万人の更新を目指す。