青森県東北町の小川原湖に米軍三沢基地(三沢市)のF16戦闘機が燃料タンク2基を投棄した問題で、海上自衛隊大湊地方総監部(むつ市)は25日、前日に続き潜水調査を実施し、25日午前までに全体の約75%の破片を回収した。米軍側が回収率を分析した。
 県の担当者によると、前日までに音波探知機(ソナー)で反応があった地点を含め、推定落下地点の東西100メートル、南北60メートルの範囲を調査。水質を調べるため、前日に大きな破片が見つかった場所の湖底の水を採取した。
 午前は推定落下地点の半径50メートル以内の地点で、縦1.5メートル、横1.5メートルの破片を含む9個を回収。午後は同じ範囲で1メートル以下の破片32個を引き上げた。
 湖底を捜索中、海自の男性隊員(40)が破片で右手首を切り、三沢市立三沢病院で処置を受けた。
 厳寒下での長時間の潜水のため隊員の体力の消耗が激しく、26日は潜水作業を休み、27日に再開する予定。