民間のシンクタンク「日経BP総研」(東京)がインターネットを通じて首長の知名度を調査した結果、県庁所在地など「大規模都市」の中で秋田市の穂積志(もとむ)市長が全国1位となった。
 同社の担当者は「(調査時期に近い)2017年4月に市長選があったことも影響したのではないか」と分析。市の担当者は「理由は分からないが、知名度は高い方がいいのでありがたい」と話した。
 調査は17年7~8月、働く世代を対象に実施。実際に住んでいるか直近5年以内に住んでいた街の住みやすさと「首長の名前を知っているか」を尋ね、全国2万4389人から有効回答を得た。
 回答者の合計が20人以上だった325市区のうち政令指定都市、都道府県庁所在地、東京23区の計74市区を大規模都市とした。穂積市長を秋田市の回答者116人中71人(61.2%)が「知っている」と答えた。東北の他首長の知名度は仙台市が7位、青森市9位、盛岡市13位、福島市32位、山形市49位。
 穂積市長は全体の総合順位でも福井県鯖江市、岡山県津山市、山口県岩国市に次いで4位だった。
 ただ、住みやすさで秋田市は238位。東北の県庁所在地では4番目で「住みやすさと首長の知名度に関連は見られなかった」(同社の担当者)という。