国土交通省東北地方整備局は、秋田県由利本荘市鳥海町百宅(ももやけ)の子吉川上流に建設を計画する鳥海ダムで、放流水を活用した水力発電の事業者に秋田県を選んだと発表した。ダムは2028年の完成予定で、完成と同時に発電開始の見通し。
 県がダムの直下に発電所を建設し、最大出力990キロワット、年間発電量7318メガワット時を見込む。発電所の建設費は約15億円で、売電先は決まっていない。
 ダムは治水と農業や水道用水確保の利水に加え、渇水期にも下流の水量を保つ環境保全の役割を持つ多目的ダムとして計画。15年度から国交省が用地調査や整備計画策定を進めている。