ピュリツァー賞を受賞した青森市出身の報道カメラマン沢田教一(1936~70年)の生涯を踊りと芝居で表現するダンスパフォーマンス「SA・WA・DA IRIS(サワダ アイリス)」が3、4日、青森市内で上演された。2日間で約180人が来場した。
 弘前市のよさこいチーム「AOMORI花嵐桜組」が企画し、メンバーら約30人が出演。沢田が撮影した写真を紹介しながら、ねぶたばやしやベトナム民謡に合わせたダンスを披露した。写真は沢田の妻サタさん(92)=弘前市=が提供した。
 ベトナム戦争の場面では沢田の写真を背景のスクリーンに映しながら、走り回る兵士ら戦場の様子を撮影する沢田の姿をせりふのない劇で表現した。
 花嵐桜組の小野郁子代表は「戦争について考えるきっかけにしてほしいと発案した。サタさんに『沢田に見せたかった』と言ってもらえて感激した」と話した。
 来場した東北女子大1年佐々木ナナさん(18)は「沢田がベトナム戦争の最前線で写真を撮っていたことを知った。ダンスは迫力があった」と感想を述べた。