米軍三沢基地(三沢市)所属のF16戦闘機が青森県東北町の小川原湖に燃料タンクを投棄した問題で、県は7日、タンクの回収が進み、応急措置にめどが立ったとして海上自衛隊大湊地方隊(むつ市)に災害派遣部隊の撤収を要請した。
 県によると、2月21日の派遣要請から15日間で延べ326人の海自隊員が活動。6日までに重量ベースで燃料タンクの94%を回収しており、漁具や漁網を傷めるような破片がある可能性は小さいと判断した。
 ただ、燃料油や破片が残留していると推定されるため、三村申吾知事は7日、米軍三沢基地司令官、防衛相、外相、東北防衛局長に、米軍による回収作業の継続を文書で要請した。
 東北町の小川原湖漁協前では、大湊地方隊の撤収式が開かれた。
 同漁協の浜田正隆組合長は「今のところ漁解禁は考えていない。国などによる安全確認がなければ、再開はない」と強調した。