東北中央自動車道の一部となる相馬福島道路(相馬市-福島県桑折町、45.7キロ)のうち、相馬市の相馬玉野インターチェンジ(IC)と伊達市の霊山ICを結ぶ区間(17キロ)が10日、開通した。
 東日本大震災や東京電力福島第1原発事故からの「復興支援道路」と位置付けられ、開通に伴い福島、相馬両市間の所要時間は約10分短縮された。
 霊山IC近くであった開通式に出席した安倍晋三首相は「全線開通を目指す2020年度には東京五輪(の競技の一部)が福島でも開催される。世界中の方がこの道路を使い、復興した福島の姿を体感してもらいたい」と話した。内堀雅雄知事は「県全体の振興を力強くけん引すると期待する」と強調した。
 相馬玉野-霊山IC間は09年3月に着工した。総事業費約592億円。通行は無料。並行する国道115号は急カーブが続く。
 東北中央道は相馬市と横手市の268キロを結ぶ計画。