岩手県は宮古市と合同で東日本大震災の追悼式を開催した。宮古市民文化会館での式には遺族ら約800人が参列。全員で黙とうし、花をささげた。
 達増拓也知事は「岩手では2016年の台風10号の災害を乗り越えながら復興が進んでいる。新年度は宮古港と北海道の室蘭港を結ぶ県初の定期フェリーが就航する。交流人口の拡大や地域産業の振興に取り組んでいきたい」と述べた。
 津波で夫を亡くした宮古市の上坂洋子さん(70)は孫10人と参列。「みんなそろったのは初めてで、夫も喜んでいると思う。仕事や家のことを一生懸命やる人だった。ゆっくり休んでほしい」と話した。