岩手県の沿岸部では11日、東日本大震災の行方不明者の手掛かりを求め、県警が一斉捜索を実施した。県警による月命日前後の一斉捜索は今回で最後となる。2012年以降、延べ9600人以上を動員し、358回実施してきた。
 94人が行方不明になっている宮古市の海岸線では、宮古署員ら47人が宮古海上保安署と合同で砂浜を掘り返した。付近の沖には巡視船やゴムボートを出して海中を調べた。新年度からは、沿岸各署が地域の実情に応じて実施時期を判断する方式に改める。宮古署の田口正人地域課長は「手掛かりが見つかる可能性はまだある。家族の要望を聞きながら臨機応変に捜索を続けたい」と語った。