東日本大震災で秋田県内に避難する被災者が集うイベント「あゆむ~共に明日を~」が11日、秋田市の遊学舎であり、市民が避難者の生活の現状などについて考えた。「福島県からの避難者を支援する連絡協議会」など民間3団体の主催。
 「共に生きる」と題したワークショップでは避難者と市民約30人が7グループに分かれ、現在の思いや今後の支援の在り方を語り合った。「いつまでも避難者と呼ばれたくない」「被災者の視点で自分にできることをやっていく」などの意見が出された。
 宮城県女川町から秋田県美郷町に避難しているパート従業員青木福子さん(68)は「最初は秋田弁や雪道の運転に慣れず大変だったが、周りの人に恵まれ、落ち着いて生活できている。今後は被災体験を発信していきたい」と話した。
 秋田大の被災地支援サークルによる子ども向け防災教室や避難者が制作した作品の展示会などもあった。
 秋田県によると、今月1日時点で県内へ身を寄せる避難者は岩手、宮城、福島からの251世帯635人。