工芸品販売のこけしのしまぬき(仙台市)は16日、宮城県石巻市雄勝町特産の雄勝石で作った杯「角盃(かくはい)」を発売する。東日本大震災からの復興と、伝統工芸品の雄勝硯(すずり)の技術継承を目指す「雄勝の濡(ぬ)れ盃(さかずき)」シリーズの第2弾。
 雄勝硯生産販売協同組合(石巻市)、機械部品加工業のキョーユー(宮城県美里町)、仙台市産業振興事業団などが開発し、堀切川一男東北大大学院教授(摩擦学)が協力した。
 高さ約5センチの角形のぐい飲み。雄勝硯で培った職人技とキョーユーの金属加工技術を合わせ、口当たりが滑らかな杯に仕上げた。
 こけしのしまぬきの島貫昭彦社長(61)は「第1弾の平盃(ひらさかずき)よりも雄勝石の風合いが生かされた杯になった」と話した。
 2種類あり、価格は4万3200円と5万4000円(税込み)。同社本店で販売する。連絡先は同店022(223)2370。