世界最大規模のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2018」のSAKE(日本酒)部門が12日、山形県内を会場に開幕した。初日は歓迎レセプションや日本酒シンポジウムが、天童市のホテルであった。
 やまがた開催支援委員会によるレセプションで吉村美栄子知事は「山形の美酒を世界に発信するチャンス。風土の魅力を直接見て触れて体験してほしい」とあいさつ。国内外から訪れた約200人が、山形の伝統芸能などを観賞しながら地酒や郷土料理を味わった。
 シンポジウム「東北のSAKEを世界に」(仙台国税局主催)では、日本酒部門の大橋健一議長が基調講演。大橋議長、県酒造組合の仲野益美会長ら4人が、日本酒の輸出拡大や外国人への魅力発信をテーマにパネル討論した。日本ソムリエ協会の田崎真也会長が進行役を務めた。
 日本酒部門の国内開催は3回目で東北初。国内外から過去最多の計1636点が出品された。13~16日の審査会で約60人の審査員が純米、純米吟醸、大吟醸など9部門ごとに金、銀、銅メダルなどを選び、18日に授賞式が行われる。
 一般向けチャリティー試飲会は19日に鶴岡、酒田、新庄の3市、20日に山形、米沢両市で開催。前売り2000円(当日2500円)。収益の一部は東日本大震災の災害復興支援に充てられる。