陸上の第73回東北高校大会最終日は17日、北上市の北上総合運動公園陸上競技場で男女12種目の決勝などがあった。女子200メートルは青野朱李(しゅり)=山形中央=が23秒96の大会新記録で2連覇した。第2日の100メートルと400メートルリレーに続き、最終日の1600メートルリレーも制覇。2年連続の学校対抗総合優勝と合わせ、5冠を達成した。

 全国高校総体(インターハイ)200メートル女王の青野朱(山形中央)が大会を通じて実力を遺憾なく発揮した。第2日の100メートル、400メートルリレーに加え、最終日は200メートルと1600メートルリレー、学校対抗を制覇。2年連続で5冠を達成する圧勝劇だった。
 2年生だった昨年、100メートルで11秒77の好タイムを出し、400メートルリレーと共に大会記録に名を刻んだ。今年は200メートルと1600メートルリレーで大会新をマーク。出場種目全てに名前を残したことになる。
 この1年間、体重は52キロで変わらない。強さの理由を聞くと「上半身の筋力が強くなり、しっかり腕を振れるようになった」。表情に自信がみなぎっている。
 今大会は向かい風の中でのレースが多かった。昨年までは苦手としていたが、「インターハイがある三重の会場は風が強いと聞いている。練習がてらちょうどいいかなって」と笑う余裕がある。
 昨年のインターハイ、100メートルは3位だったが、得意の200メートルを制覇した。今年は一つ下の妹心音(ここね)も200メートルで6位に入るなど、リレーチームの力も上がっている。
 「注目されるのはうれしい。応援を力に変え、インターハイは100メートル、200メートル、400メートルリレーの3冠に挑む」。女王の夏がやってくる。(岩崎泰之)