福島県産農林水産物の魅力を発信するキャンペーン「ふくしまプライド。」の新テレビCMの発表会が11日、東京都内であり、出演する人気グループ「TOKIO」のメンバーが出席した。東京電力福島第1原発事故の風評被害の払拭(ふっしょく)に向け、生産者がプライドを懸けて作った農産物への思いを語った。
 CMは3種類。「新しいポスター編」はTOKIOメンバーが県産農産物をPRするポスターを見た農家が「助けられたよね。彼らには」と感謝する。
 「うまい!福島の野菜編」「うまい!福島の桃編」はメンバーが取れたてのキュウリ、桃にかぶりつき、おいしさを伝える。
 牛肉、コメ、桃、キュウリが入ったハート形の詰め合わせを託されたリーダーの城島茂さん(47)は「生産者のプライドが詰まっている。安全安心でおいしい農産物を味わって」と呼び掛けた。国分太一さん(43)は「福島の皆さんから野菜を育てる大変さ、楽しさを教えてもらった」と感謝した。
 県は2012年度からTOKIOが登場するCMを制作。今年5月、元メンバーの山口達也さん(46)が強制わいせつ容疑で書類送検され起訴猶予処分となったが、起用を継続した。
 内堀雅雄知事は報道陣に「TOKIOは一番つらい時に力を貸してくれた。県民にとって身近な存在で、これからも一緒に歩みたい思いがある」と語った。
 CMは14日から首都圏、関西、北海道、福島県内で放送される。