男子第69回、女子第30回の全国高校駅伝競走大会県予選会が21日、栗原市若柳総合支所前を発着点とする栗原ハーフマラソン公認コース(男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロ)であった。男子は仙台育英が4年連続27度目、女子も同校が27年連続27度目の優勝を果たした。全国大会(12月23日・京都)出場は男子が29度目、女子が27度目。

 仙台育英女子が圧倒的な走りで27連覇した。昨年の都大路を制したメンバーを中心に、設定した目標タイム1時間8分30秒を上回る仕上がりを見せた。釜石監督は「夏までけが人が多かったが、ようやく全国連覇への兆しが見えた」と手応えを語った。
 1区は3年連続で主将武田が務めた。残り2キロからロングスパートして独走すると、自らが昨年マークした区間記録を10秒縮めて2区にたすきを渡した。「主将としてチームを引っ張る走りができた」と話した。
 一人旅が続いてもペースは落ちない。2区のケニア人留学生ムソニ、1年ながらロードの強さが光る3区小海がトップを守る。故障明けの4区清水は強い日差しの中で冷静にレースを進め、アンカー木村が2位に6分21秒差をつけてフィニッシュした。
 釜石監督は「昨年のコース記録1時間7分30秒と53秒差のタイムは今後に期待が持てる。ここからが本当の勝負だ」と意気込む。
 今回出場しなかった昨年の全国高校駅伝優勝メンバー鈴木をはじめ、今年も選手層は厚い。「全国でもっと速く走りたい」(小海)。選手たちの競い合いがチームを高みへと押し上げる。(岩崎泰之)