秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地としている防衛省は6日、演習場内でボーリング調査を始めた。地質や地盤の強度を把握する現地調査の一環で、2019年2月上旬ごろまで続ける。
 秋田商高の南西1キロにある松林そばの地点にやぐらを組み、金属製の筒などで掘り進めて1メートルごとに土を採取した。調査は22地点で行い、各地点で深さ約35メートルまで掘削する。
 ボーリングによる環境への影響を調べるため、演習場周辺の水質の確認作業に時間がかかり、調査開始が遅れた。年度内に結果を取りまとめる予定に変更はないという。
 東北防衛局調達部の高梨晴光次長は「調査地点は住宅地から200メートル以上離れており、影響はないと考えている。公正な調査に取り組む」と話した。