東北電力は6日、福島県須賀川市の郡山電力センターで、自然災害による設備被害を想定した訓練の一部を公開した。送電、変電、配電の3部門の担当者が連携し、大規模停電への対応力を磨いた。
 訓練は5~7日の日程で、東北と新潟の各県に配属されている社員約100人が参加。高さ12メートルの模擬鉄塔間の送電線の張り替えや、大容量の移動用発電機車、高圧応急用電源車による電源供給の手順確認が公開された。作業員がカメラ内蔵の眼鏡を装着し、設備の被害状況を映像と音声で伝える訓練もあった。
 参加した郡山電力センター送電課の坂本大輔さん(44)は「3部門それぞれの復旧方法を確認できた。大規模停電時には訓練の成果を生かし、一秒でも早く迅速に復旧できるよう全力を尽くしたい」と話した。