若者の移住や定住につなげようと、年齢や子どもの人数に応じて販売価格を設定する分譲地の概要を青森県南部町が発表した。条件によっては標準価格の約5%以下で土地を取得することが可能で、来年4月に予約受け付けを始める。

 路線価から算出した分譲地約3.3平方メートルは標準価格4万2900円だが、50代2万3100円、40代9900円、20~30代4950円と若い世代ほど安くした。
 60歳未満で町外から移住する場合は半額になる。町内外にかかわらず、18歳未満の子どもがいる場合は5人まで1人につき10%引きとする。例えば町外在住の20~30代で、子ども2人の家庭は1980円になる。
 分譲地は来年8月完成予定で、名称は「チェリータウン桜場」。青い森鉄道剣吉駅から約300メートルの町有地を活用した。1区画約165~330平方メートルを40区画販売する。土地購入後3年以内に家を建てることが条件で、転売防止策も設ける。
 町は移住定住策として高校生までの医療費無料化や小中学校給食無料化、住宅新築への助成制度なども設けている。
 工藤祐直町長は「既存の町有地を使っているため思い切った価格にできた。人口減少が進む中、少しでも緩やかな減少としたい」と話した。連絡先は町交流推進課0178(84)2123。