国の重要無形民俗文化財で、昨年11月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産への登録が決まった秋田県男鹿半島の伝統行事「なまはげ」が31日夜、男鹿市内であり、荒々しい雄たけびが集落に響き渡った。
 北浦真山集落では20~40代の男性6人が、面とわらの衣装ケデをまとい「ウオー、ウオー」と雄たけびを上げて練り歩いた。民家に上がり込んで「悪い子はいねが」「怠け者はどこだ」と叫び、家じゅうを歩き回った。
 なまはげは一年の厄を払い、無病息災や豊作をもたらす神の使いとされる。各家庭が酒や御膳でもてなす風習がある。