大会注目のストライカーが華麗な個人技を披露した。前半23分、青森山田の檀崎が天笠からのロングパスをトラップすると、ドリブルで相手2人をかわして右足でネットを揺らした。J1仙台の下部組織育ちで、J1札幌加入が決まっているエースは「冷静にプレーできたが、最後は泥くさい感じもあった。青森山田の10番の仕事はできた」と引き締まった表情で振り返った。
 スパイクに磁石が張り付くような絶妙なボールコントロールに、相手の動きを観察する視野の広さ。GK松村が前に出ない癖も見抜いた上での高度なプレーだった。序盤に2度の決定機を外したこともあって笑顔はない。「点を取るだけでなく、アシスト、守備での貢献などの積み重ねが大事。次も勝利に導くプレーを心掛けたい」と誓った。
 ◇
 サッカーの全国高校選手権第4日は3日、さいたま市の浦和駒場スタジアムなどで3回戦8試合が行われた。2大会ぶりの制覇を目指す青森山田は大津(熊本)に3-0で快勝した。