今夏の参院選秋田選挙区(改選数1)の統一候補擁立を巡り、立憲民主、国民民主、社民の野党各党の県連と連合秋田は8日、秋田市で会合を開き、2月中の擁立を目指す方針を確認した。既に政治経験のある女性ら数人をピックアップし、擁立に向けた感触を探っている段階だという。
 会合後の記者会見で、衆院会派「立憲民主党・市民クラブ」の寺田学衆院議員(比例東北)は「安倍政権に対峙(たいじ)し、(野党で)協力体制を築くことができる候補が必要だ」と強調した。
 3党県連と連合秋田は2月初旬に再び会合を開くなどして、各党が提案する候補から1人を絞り込む。その後、統一候補として出馬を要請する考えだ。
 国民県連代表の緑川貴士衆院議員(同)は「参院選でしっかりと受け皿をつくりたい。『この人なら』と擁立したい人には接触している」と述べた。
 野党統一候補については、昨年12月上旬に元民進党県連代表で無所属の沼谷純県議に立候補を要請したが、沼谷氏は同下旬に不出馬を表明。擁立作業が仕切り直しとなった経緯がある。
 石田寛社民県連代表は「(擁立が遅れて)半年間の短期決戦になってしまう。(社民としては)3人の女性が候補に浮かんでいるので、これから意思を確認したい」などと話した。
 参院選秋田選挙区では、共産党県委員会が公認候補として新人の藤本友里氏(39)の擁立を決めている。
野党統一候補擁立に向けた会合の後、記者会見する寺田衆院議員(右端)と秋田の各党県連代表者