国内最大級のやな場がある山形県白鷹町の冬の風物詩、アユの寒風干し作りが最上川河畔の「道の駅白鷹ヤナ公園 あゆ茶屋」で行われている。2月上旬ごろまで続き、計3000匹が厳冬の軒下で冷たい風にさらされ、うま味が凝縮した特産品として出回る。
 内臓を取り除いたアユを昆布や酒、塩などで作った特製のたれに1、2時間漬け込み、腹を開いた状態で1週間から10日、屋外につるす。天然のアユは風味が強く、寒風干しには養殖アユが適しているという。
 ずらりと干された数百匹のアユは最上川を渡る冷たい風を受け、昼夜8度前後の寒暖差で凍結と解凍を繰り返してうま味を増す。
 アユの寒風干しは、焼いて酒のつまみや炊き込みご飯、骨酒として楽しめる。現地でも味わえ、2匹入り1パック920円。連絡先はあゆ茶屋0238(85)5577。