山形市で10日、新春恒例の初市が開かれ、市中心部の商店街は縁起物を買い求める大勢の市民でにぎわった。
 七日町から十日町にかけての約1.4キロの歩行者天国には207の露店が軒を連ね、初あめやミズキの枝に色とりどりの団子を付けた団子木などを販売。汁物など軽食の店もあり、暖を取る買い物客の人気を集めた。
 山形市の主婦木村伸子さん(69)は「初市は子どものころから毎年来ている。今年は天気が良く、縁起物も買えて良かった」と話した。
 初市は山形藩主最上義光が治めた江戸時代初期から続く伝統行事。毎年1月10日、「市神祭り」として縁起物などを売り始めたのが起源とされ、400年余りの歴史がある。