鶏卵生産加工大手のホクリョウ(札幌市)が多賀城市八幡一本柳の工業団地「さんみらい多賀城・復興団地」に整備していた新工場が完成し、現地で11日、竣工(しゅんこう)式が行われた。
 敷地面積は約1ヘクタールで、新工場は鉄骨一部2階、延べ床面積3000平方メートル。投資額は約12億円。栗原市の農場で生産する生卵を選別してパック詰めする。1時間に6万6000個の包装が可能。ほかに温泉卵を1日3300個製造できる。
 昨年12月11日からの試験操業を経て、4日に本格稼働した。毎日10トン(約24万個)を主に南東北向けに出荷している。正社員とパート25人を地元で雇用した。
 米山大介社長は「スーパーへの販売が主力。出荷量を増やして関東にも販路を広げ、多賀城工場だけで年商15億円を目指す」と話した。
 多賀城市の復興団地で操業を始めるのは8社目。既に11社が進出を決め、残り1区画になっている。