◎高校受験・直前対策(1)/公立前期
 公立高入試の前期選抜は31日、実施される。残り20日足らずの短期間に、本番での得点力を伸ばす学習のこつを幾つか紹介しよう。

 一つ目は「学習効率を高める」。配点が多い基礎標準レベルの問題に優先して取り組み、過去問を分析して出題頻度が高い単元を集中的に対策する。これで効率よく得点向上が図れる。

 二つ目は「暗記の仕方を工夫する」。暗記科目は就寝直前に学習し、起床後すぐに復習すると、より知識が定着しやすい。

 覚えるべき内容が多すぎて本番に間に合わないという場合は「書かないで覚える」のも一つの手段。社会や理科の用語・知識は一問一答集を使って「分からなければすぐ答えを見る」という方法を繰り返すと、多くの量を暗記できる。漢字や英単語などは、やはり書いた方が覚えられる。

 三つ目は「休憩の取り方を意識する」。体と脳を休めるには、横になるなどして安静にするのが最も効果的だ。休憩中にテレビを見たり、パソコンやスマートフォンを使い続けたりすると、光の刺激などで目が酷使され、脳は休まらない。これは避けた方がいい。

 最後に保護者の方々へ。入試本番が近づくと受験生には大きなストレスがかかる。でも過度の心配や気遣いは逆効果。入試直前だからといって特別扱いせず、普段と変わらない会話をしてほしい。

 前期選抜の結果が振るわなかったとしても「後期選抜に向けて気持ちを切り替えて頑張ろう」と温かい言葉を掛け、家族で受験生を応援してほしい。(家庭教師のトライ・阿部正純教育プランナー)