閑散とした真冬の公園を活用するイベント「たちまちグリーンマルシェ」が14日、仙台市青葉区の西公園こけし塔前広場で開かれる。地元の立町地区の商店主らでつくる実行委員会が主催する。温かい料理や飲み物、酒などを提供し、あえて寒さを楽しむ人たちの熱気で地域を盛り上げる。

 市内の飲食店、カフェなど14店が出店。新鮮な野菜や洋菓子、花などを販売し、カキ料理、焼き芋、コーヒー、日本酒、ワインなどを提供する。マジックショーや音楽ライブも計画する。

 空調設備工事の高砂熱学工業(東京)が開発中の湿気を吸って発熱する特殊な吸着剤を使用し、広さ約10畳のテントを火を使わずに暖め、環境に優しい廃熱利用を体験するコーナーも設ける。

 実行委は昨年9月に発足した。西公園北側エリアを活気あふれる遊び場にし、周辺の立町や大町を回遊する人の流れをつくろうと、11月にマルシェを初めて開いた。将来はパークPFI(民間資金活用による社会資本整備)の手法を導入し、西公園の全面芝生化を目指す。

 課題は真冬の利活用。西公園を使うイベントが少なくなり、閑散とする。今回は実験的な試みとして、大崎八幡宮などでどんと祭がある14日に2回目のマルシェを開催し、真冬でも西公園ににぎわいをつくれるのかどうか、挑戦する。

 実行委員長の川嶋吉幸さん(59)は「寒い時季は1年の4分の1を占める。どこまでできるか分からないが、冬の公園を活用しない手はない」と話す。

 イベントは午後1~7時。入場無料。連絡先は実行委事務局の「酒のかわしま」022(395)9056。