冬晴れの空を背景に子どもたちが次々滑空していった。岩手県内で唯一、ノルディックスキーの公式ジャンプ台を備える八幡平市の田山スキー場で、小中学生が練習に励んでいた。
 中には「怖いー」と絶叫しがら風に乗って大ジャンプを決める子も。市スキー連盟事務局長工藤輝樹さん(46)が「成功するイメージを持って飛んでごらん」と熱心に指導する。
 同じジャンプ台から世界へ飛び出したのが地元出身の小林陵侑(りょうゆう)選手(土屋ホーム、岩手・盛岡中央高出)だ。今季ワールドカップは圧倒的な跳躍で既に8勝をマークした。
 八幡平市田山小6年の工藤琉翔(るか)君は、11歳ながら「空を飛んでいるような感覚が面白い」と競技歴7年。真っ赤なほっぺたで「将来は小林選手のようになりたい」と元気に話した。=随時掲載=