秋田市の穂積志市長は11日の定例記者会見で、9月20日に始まるラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に参加するフィジー代表が、市内で事前合宿を行うと発表した。フィジー側から送られてきた覚書に今月10日、穂積市長、佐竹敬久知事らが署名した。
 事前合宿は大会直前の9月7~12日に行われ、選手とスタッフ計約50人が参加する予定。練習で使う八橋運動公園陸上競技場などをフィジー代表の関係者が3月下旬に訪れて視察する。
 市は2014年から事前合宿誘致に取り組み、16年にはスポーツを通じた交流促進のための協定をフィジーと締結。18年度に現地の中学生を秋田に招くなど、相互に交流を深めてきた。
 フィジー代表の事前合宿は佐賀県など複数の自治体が誘致していた。秋田市によると、フィジーの関係者はW杯第2戦の会場である釜石市と気候が似ていることなどを理由に挙げたという。
 秋田市は20年東京五輪7人制ラグビーでも、フィジー代表の事前合宿の誘致を進めている。
 穂積市長は「ホストタウンとしての環境を整えていく。事前合宿では練習を公開するなどしてさらなる交流につなげていきたい」と語った。